西米良の旅  ~木の橋~

民話街道から国道に出て右折し、西米良村の中心部、村所(むらしょ)方面に進むと、
左手に一際目立つアーチの橋が見えてきました。
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日本一の木造車道橋、「かりこぼうず大橋」です。

形状は米良三山(市房山、石堂山、天包山)をイメージして作られ、
樹齢約50年の杉の木が約6,000本集成材として使われています。





e0071319_22564453.jpg橋の欄干も全て木・・・・。


e0071319_22582443.jpg見上げると、ごついボルトや金属の部品が見えます。
木材の端部には腐食防止の為、銅版が使われているとか。


e0071319_2352420.jpgカリコボーズがこんな所に・・・・。よく見ると、柚子も一緒です・・・・(笑。

「カリコ」とは、猟の際に獲物を追い出す「狩子」を指し、「ホイホイ」と声を上げて追い込む「勢子」とも呼ばれ、春の彼岸から秋の彼岸までは川に住み、秋の彼岸から春の彼岸までは山に住むと言われているそうです。
「河童」「やまんたろ」とも呼ばれる、西米良の山の神、川の神です。
山仕事の際、仕事の成就を祈り、塩や米、焼酎を供えることを怠ると、「カリコボーズ」がガタガタと家を揺すり戒める、とも言われているそうです。


猟の手伝いをしてくれて、夏は川に浸かって過ごし、焼酎を飲ませないとラップ現象もどきのことをして人を脅かす・・・・。
ちょっとやんちゃだけど本当は気のいい、近所のショチクレのプーのような気もしますが・・・・(笑。

なんだか憎めない存在です。
この存在を想像した西米良の人達の人間性が、垣間見えるように思えます。
ちなみにこのキャラクターは、ホイホイと鳴くことから平成8年度に「ほいほいくん」と名づけられたそうです・・・・。
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by syotikure | 2006-10-17 23:26 | | Trackback | Comments(4)
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Commented by 笹 一角 at 2006-10-19 00:19 x
ショチクレさん、今晩は。
働いてぐったりとなって帰宅しましたが、米良の景色と猪うどんで癒されました。
わたしの郷里では、昔から米良に出かけてゆっくり遊んでくるのが住民に人気のあるリフレッシュ法でした。大人たちが「米良に行ってゆたーとして来たばい」と言うのを聞くと、まるで海外旅行のようにうらやましかったものです。
5年ほど前にわざわざ旧道を通ってはじめて行ったとき、山と川の調和になんともいえない優しさを感じました。ほんとにいい村ですねえ。また行きたいですが、いつになることやら...。
Commented by 小久保 at 2006-10-19 04:12 x
狩子ってかわいいですね。座敷わらしみたいなものでもあるのでしょうか?今も、どこかでいたずらしていそうですね(笑)
Commented by syotikure at 2006-10-19 21:29
>笹さん

お仕事、お疲れ様です。
球磨の人たちにとって、米良は静養地だったんですね~。
村の規模のわりには宿泊所が多いですし、
静かで観光スレしておらず、
ほんとに「ゆたーと」出来る所ですね~。
Commented by syotikure at 2006-10-19 21:47
>小久保さん

座敷に上がり込むことは無いとは思いますが、
お供えの焼酎の量次第でしょうか・・・・(笑。

よく知らないのに、適当なことを言ったらいけませんね(笑。

沖縄に「キジムナー」という妖怪?がいるそうですが、
日本各地にいろいろいますね。
イタズラ好きで天真爛漫、無邪気な行動からか
「子供」に擬化されることが多いようです。
分別盛りのカリコボーズ、というのも
あまり想像つきませんしね・・・・(笑。

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