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西米良の旅 ~民話街道~

西米良の旅 ~民話街道~_e0071319_2371062.jpg県道に入って10数キロ走ると、右側に下に降りていく木造の階段が見えました。
何だろうと思って車を停め、階段を下りていくと、6畳ぐらいの広さのスペースが。

そこから見えたのが、この「蛇淵」でした。
木陰の向こうに光る水面が、何やら魅力的でした・・・・。


西米良の旅 ~民話街道~_e0071319_23153947.jpg云われはこちら。
うるし兄弟伝説、とあります。
素朴な民話です。
教訓的な民話と言えばそうなのですが、
漆って龍に守らせるほど儲かるものなのかと、
そちらの方が気になり・・・・(笑。






西米良の旅 ~民話街道~_e0071319_23221725.jpg更に道を進んでいくと、右手に看板も何も無い淵が・・・・。

水の透明度が高く、なんともいえない景色です。
何百年前も、道行く人々が同じ所から淵を見下ろしていたでしょう。道が舗装してあるか否かの違いだけのような・・・・。
特別に目立ったものは無いのですが、さほど昔と変わりは無い、そんな街道筋でした。
by syotikure | 2006-10-13 23:37 | | Comments(2)
Commented by 酎州大分 at 2006-10-18 00:32 x
ほほっ~・・・“漆”掻きの兄弟にまつわる逸話とは・・・。

今では東北地方などが漆の採取では産地ですが・・・昔は、何処でもウルシの木から漆掻いていたんでしょうね・・・。

それにしても・・・兄弟で・・・欲深いことはいけないよ・・・という戒めの逸話の残る碧き“淵”の清き流れ・・・癒されました・・・(笑)。

猪うどんも・・・食いてぇ~・・・(笑)。
Commented by syotikure at 2006-10-18 23:20
>酎州さん

たまたま今枕元には、藤沢周平の「漆の実のみのる国」
がありまして・・・・。
超債務超過藩であった米沢藩を、高鍋の秋月藩から養子にいった
上杉鷹山が、有能な家臣と共に立て直していく話ですが、
当時の債務や農産物の凶作の大変さと、
それに立ち向かっていく鷹山公の非凡さに
毎晩のめり込んで読んでおります・・・・(笑。

昔は、漆は大事な換金作物だったんですね~。
上記の本にも出てきますが、西南諸国(薩摩藩、久留米藩、熊本藩など)の櫨漆は、品質改良、加工技術の進歩などで、米沢蝋を圧迫していたようです。

猪うどん、美味かったですよ~(笑。
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