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綾の魅力


先日、仕事で綾町を通りかかって、少し時間があったので「綾ほんもの手づくりセンター」(地域物産館、道の駅的な場所)に立ち寄り、
ブラブラしていると、このポスターが目に入り・・・・。

綾の魅力_e0071319_21225498.jpgそういえば、G・Wはすぐ目の前なのに、今年は引っ越し後の片づけやら仕事やらでバタバタしていて、何の予定も立ててないことに気付き・・・・(笑。今更予約も無理そうで(笑、今年は近場でゆっくりすることになりそうかな~と・・・・。
プライベートで綾を訪れたのは、10年ぐらい前「酒仙の杜」の新焼酎の蔵開き以来だし、候補に入れとこうかなとポスターを見ていると、産業観光案内所の方から「中にもパンフレットありますから、どうぞ~」と声をかけて頂いたので、案内所の中に入り色んなパンフレットを手に取ってみました。

以前から綾町には、有機農業の先駆、そして宮崎県内では異色の、手工芸、「ものづくり」の町、という印象がありましたが、諸パンフレットによると、現在綾町内には、染織工房が4軒、木工関係(漆器や家具他)の工房が約20軒、陶芸やガラス工房が10数軒あり、有名なところではガラス工芸の「現代の名工」黒木国昭氏など、沢山の工芸家の人びとが仕事をされていることを、改めて知りました。

先日の屋久島出張の際、あるNPO法人の代表の方から、「宮崎の綾は、ユネスコのエコパークに登録されていますが(国内では他に「屋久島」「大台ケ原」「志賀高原」の3ヶ所)、その取り組みは、模範モデルとしてユネスコが世界に紹介しているんです。綾はすごいですよ、世界の模範なんですから。屋久島の方も、色々と交流させてもらっています」と伺っていて、以前世界遺産の件で故・筑紫哲也氏が綾に来られていたことも記憶にあり、何だかすごいことになってるんだな~と思っていました。

佐々木高明著「照葉樹林文化とは何か-東アジアの森が生み出した文明」(中公新書)では、東アジアの照葉樹林地帯の、
言語の差異を越えた共通の文化(ハンギング・ウォ―ルと高床、絹、漆工芸、竹細工、モチ・餅米、菌を使った加工食品群、コンニャク、歌垣、他)が
紹介されています。ここ数年TV等でも、日本人と中国やタイ、ベトナム等に住むモン族との共通性が取り上げられたりしてますね。
日本の基層文化の原郷・照葉樹林の森が今も息づく綾は、文献史料が役に立たない「人間の営みの歴史」を「温故知新」している町、
なのかもしれません。



そういえば以前、「川喜田半泥子と人間国宝たち展」での印象をアップした時(その後、著作権に問題があるような気がしたので非公開扱い 笑)、
TBして頂いていた綾の陶芸家の方を思い出し、窯元に行ってみようかと・・・・。

訪れたのは、陶房八十一さん。
HPでは、「白さつま」の器や、綾の土を釉薬に入れた器などが印象的でしたが、
直接うかがってみると、焼き締めや、わら灰釉をつかった器なども作られていました。

下の写真は、今回手に入れた、わら灰釉の湯呑と、綾の土を使った焼き締めのビールカップです。
指の跡が残った器は、唐津焼等でもよく目にするんですが、大体高台回りに残っていることが多く、
こういう鷲掴み?(笑 をアクセントにしたものは初めて見ました。
焼き締めの方は、穏やかな窯変具合が、なんだか宮崎の県民性ぽくっていいな~と。
また、写真ではパッと見分かりづらいかもしれませんが、持ちやすく手に馴染みやすい絶妙のライン、Rです。
綾の魅力_e0071319_21203090.jpg

綾の魅力_e0071319_21205153.jpg陶房主催の興梠智一さんに色々話を伺っていると、唐津の 隆太窯 で修業され、また種子島の 種子島窯 にも窯焚きの手伝い等で行かれていたことが判り・・・・。
何だかここ数年、縁づいているようです(笑。
まあ、それだけあちこちで、中里隆氏の薫陶を受けたお弟子さん達が頑張られている、ということでしょう。

他にも、白さつまのフリーカップ(シーガイア・シェラトンでも使われているそうです)や、種々の青磁の器もいい感じで、何に使うか、(他の器と)どう取り合わせるか、どこに置くか等々考えてみましたが、手持ちの関係もあり(笑、次回以降のお楽しみに・・・・。


こちらは、興梠さんに教えて頂いて立ち寄った、同じ綾町の木工工房、「児玉工芸」さんの、地元・綾の欅(けやき)で作られたぐい呑みです。
木目、色合いが、いい感じです。
木の器は、一個として同じものが無いので、陶器(の選び方)に似てますね。
綾の魅力_e0071319_21211395.jpg

当初は木のお椀が欲しかったのですが、一位樫(いちいがし)、山桜等の樹種や、器の形にも種類があって、ウチの嫁女の好みもあるし・・・・で(笑、
こちらも次回のお楽しみということで・・・・。
主催の児玉さんのお話では、地元の幼稚園でも使われているそうで、食器洗浄機で洗っているので3年ぐらいで剥げたところを塗り直しているが、
通常の使い方なら5、6年は大丈夫、ということでした。
修繕しながら、使い込んでいきたい器です。


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by syotikure | 2014-04-28 00:12 | 焼きもの | Comments(0)
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