仕事で、久しぶりに西都市の東米良地区を通りかかったところ、印象的な景色に出会い・・・・。
そのさわり?(笑、 をご紹介・・・・。
西都市の中心部・妻から国道219号線を西に進み穂北・杉安へ入ると、東米良地区の奥側、西に隣接する(1962年に東米良村は西都市に編入)
西米良村 の案内看板が立っていて、「平成の桃源郷」と謳われていました。
その「桃源郷」の入り口に、まさに相応しい光景のように思えました。
道沿いのあちらこちらに垂れる藤の花を眺めながら、一ツ瀬ダムを過ぎて米良大橋を渡り、市道39号線へ右に入っていくと、たしか7、8年前に通った時には無かった、「山の駅 銀鏡(しろみ)」が見えてきました・・・・。
食料品や菓子類の販売がメインのようで、また地元の人々の憩いの場の雰囲気もあり・・・・。
トイレ入り口。
こういう貼り紙1枚だけで、何だか地域全体に好感を持ってしまったりします・・・・(笑。
山桜の植林が、地域全体で行われているようです。
橋の下を流れる、銀鏡川の透明度にも目を奪われ・・・・。
強く印象に残っていた古い商家は、今も健在でした。
築100年は軽く経っていそうで。
7、8年前は、まだ道が狭くて銀鏡川が間近に見え、風景に馴染みつつ、歴史を感じさせる凛とした佇まい、だったように記憶してます。
停留所に、何気なく花が植えてあるのも、いい感じでしたね。今の時期のこの色は、菖蒲でしょうか。
また、この征矢抜では、米良の中世の歴史も感じました。
川向うには、古い石垣の棚田が見え・・・・。
いつ頃拓かれたのか分かりませんが、中世からあってもおかしくなさそうな光景で・・・・。
この辺りは杉の植林が少なく、川沿いは保全林として元々の樹層が残されることも多いので、
もしかしたら綾と同じく、東アジアの基層文化を育んだ照葉樹林帯なのかもしれません・・・・。
手前に積んであるのは、椎茸用のほだ木でしょうか。
この滝の名前は、たしか「水車滝」だったように思います。
紅葉の時期、また訪れたいもんです。