種子島焼  ~ 種子島窯 ~


3時間も大波に揺られて種子島に来て、ただ仕事だけして帰るのはあまりにも勿体無いし能が無いと(笑、
見といた方がいいものは何か無かったか考えてみたところ、「種子島焼」があったことに気が付き・・・・。
ネットで調べてみると、仕事での立ち寄り先の近所に窯元が1軒あると分かり、最終日ちょっと寄ってみることに・・・・。

e0071319_21145219.jpg建物内に入ると、焼き締めや粉引の器がずらりと並べられていました。


e0071319_21152015.jpgこの独特のオレンジ色が、種子島焼の特徴の一つだと思います。


e0071319_21155024.jpg唐津の隆太窯の作品と、形や色合い、雰囲気が似ているものがあるな~と感じながらも、土が同じだから似てくるのかな~などと思っていると、頭上の額が目に入り・・・・。

小山富士夫氏の書かれたこの文章を読んで、実はここ「種子島窯」こそが、種子島焼(能野焼 よきのやき)復興の拠点であったことを初めて知り・・・・(笑。
江戸時代の能野焼は、泥に灰を混ぜた釉薬をかけ、主に台所用の雑器を作っていたようで、厳密にはこの種子島窯で焼かれている南蛮焼き締めとは土も違うようです。

現在この窯で作陶されている野口悦士さんは、中里隆氏のお弟子さんということでした。似てるはずです(笑。


e0071319_21162496.jpg建物奥の壁際の什器には、中里隆氏の作品が展示されていました。
印象に残った中から、何点かをご紹介。

形といい、色合いといい、いい感じです。


e0071319_21164646.jpgこの徳利も、いいですね~。


e0071319_2117670.jpgこちらの茶碗、釉薬ではなく、窯変でこうなったそうです。
独特の色合いです。


e0071319_21173133.jpg他の焼き締め陶ではあまり見かけない、独特の深みのある色合いです。


e0071319_21181054.jpg奥にある窯にも、案内して頂きました。

こちらは、登り窯ではなく、蛇窯(穴窯)になるそうです。
種子島の土が、蛇窯の中で巡り渦巻く炎に出会い、あの独特の色合いになるようです。


e0071319_21183560.jpg両サイドに煙突が立ち上がる、初めて見る形の窯。
野口さん独自の設計だそうです。
どういう仕組みで、どんな効果が期待出来るのか、見る人が見れば凡そ解るものと思います。
師匠から「おもしろい」と褒められたそうで。


e0071319_2119743.jpgこちらも初めて見る機械。
薪を割る機械だそうです。
手作業でやっていたら、追いつかないそうで・・・・(笑。


e0071319_21193250.jpg帰り際、外まで見送って頂き・・・・。

パッと見、公民館のような素朴な木造家屋の奥には、おもしろいものが沢山ありました。


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by syotikure | 2013-06-16 21:25 | 焼きもの | Trackback | Comments(0)
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