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米焼酎 天領

米焼酎 天領_e0071319_2105055.jpg今宵は、出張土産第2弾、「天領」です。

米焼酎で度数は35度、期待大です。
地元しか意識していないような、この質実剛健なラベルと、度数に惹かれ手にしました。
ラベル右下に、複式蒸留のポットスチルのような絵が書いてあったので、もしや地元の人が甲と乙を見分けるのに使用されているマークでは?と警戒したのですが、ちゃんと別に「本格焼酎 35」のラベルが貼ってありました(笑。
どうやらこれは、甕のデザインのようです(笑。

出張中、骨休めに岐阜県の下呂温泉に行ってきまして、そこの酒屋で見つけました。
岐阜県の天領酒造という、日本酒蔵の産する米焼酎です。

酒屋の人に聞いたところ、下呂や飛騨・高山辺りでは、今の時期こういう焼酎に渋柿を漬け込むのだそうで。
安い甲類のホワイトリカーが出回っている中、地元の日本酒蔵が作るこん焼酎がいっちゃが(下呂弁ではどういうのか知りません)、と根強く使い続けるお客さんがいるという事でした。
味を聞いたところ、「生のままでは飲んだ事ない」との事(笑。




期待と不安で胸を膨らませながら、まずは開封。
ちょっと風邪っぴきなので、あんまり鼻があてになりません(笑。
少し口に含むと、「ガッツン」ときます。
今年の11月の日付があり、もしかしたらあまり寝かせてないのかもしれません。
ただ、余韻が甘く、柔らかいですね~。
なんだか顔がにやけてきます(笑。
柿と共に、月日を重ね熟成していく焼酎なのでしょう。
ちょっと荒さもありますが、なんだか好きです(笑。
このまま2,3年寝かせてみたいですね~。

岐阜の町場は、随分前からいわゆる「灘モノ」の日本酒に席巻され、数年前からは甲乙の焼酎達に押されているようで、地の日本酒蔵も大変だと思われますが、この下呂では、日本酒「天領」とこの同名の焼酎が、しっかりと酒屋の棚に座っていました。
by syotikure | 2005-11-17 21:06 | 焼酎・酒 | Comments(0)
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