砥部町を後にしてそのままR379を南下、途中道が新しくなったのかナビがあちこち飛んでちょっと迷ったりしながらも(笑、
なんとか2日目の宿泊地である南予・内子町へ到着・・・・。
ただ、チェックインにはまだ時間があったので、ガイド本で目に留まった、石畳地区という所へ急遽行ってみることに・・・・。
途中から、本当にこれであってるの?と思わせる細い道を車で数十分登って行くと、水車が見えてきました。
こちらは、石畳清流園。
公園内には全部で3基の水車があり、そのうちの1基が稼働中で粉を搗いていました。
屋根付橋も、いい感じでした。
この麓川、昔は30数基の水車が回っていたようで、かつての面影を復活させようと、地元の人々が整備されたようです。
「第1回美の里作り農林大臣賞」にも選定されています。
登ってきた道を下りつつ途中で左折し、再びしばらく道を登って行くと、見えてきたのがこちらの屋根付橋・・・・。
神社の入り口にかかる橋でした。
先の石畳清流園の橋もそうですが、愛媛は結構屋根付橋が多いという印象があり・・・・。
それにしてもこの池、結構な山の上にあって、実際に目にするまでこんな高いところに池があるとはとても思えず、
本当にこのガイド本は正しいの?と心配しきりでした・・・・(笑。
一方の道の下には棚田が続いていたので、水不足に備えた溜池、という感じではなさそうでした。
後で、内子町の宿泊先のご主人にうかがったお話では、この内子町や、隣接する大洲市の山間地域には、
古い民家を改修したり、グリーン・ツーリズムを掲げた宿が何軒かあるそうで、中には築90年の農家を移設・改装した「石畳の宿」や、
7年前建て直したばかりで廃校になった小学校の木造校舎が勿体無いと、外観そのままに今年改装オープンした「ふるさとの宿」のように、
地域の人達で運営されている宿もあるそうです。
元来自治意識の強い土地柄ですからね、というご説明でしたが、もしかしたらお遍路の「善根宿」の伝統や、
屋根付橋に感じるホスピタリティ、などもあるのかもしれないな、と思いました・・・・。