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愛媛の旅-7 ~ 砥部焼 ~


「伊丹十三記念館」を出てR33をそのまま南下し、途中で昼食を済ませて向かった先は、松山市砥部町・・・・。
目的は、個人的にはこの愛媛旅行の眼目と言っていい(笑、砥部焼です。

こちらは、砥部焼の代表的な付絵・唐草です。
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e0071319_20355315.jpgよく見ると、道路の白線も唐草でした(笑。



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砥部の町を一望できる陶祖ヶ丘に登ると、コンクリートの壁に器が埋めこまれていて、砥部焼の変遷が判りやすかったです。

江戸中期までは陶器の時代だったようで、鉄釉や灰釉の民芸ものっぽい焼き物が多く見られます。
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江戸末期に、磁器の製造法・技法が伝わってきたようです。

途中立ち寄った砥部焼販売店の人の話では、元々山でたくさん取れた砥石(といし)のくずで、
焼き物が作れないものかと始まったんだそうです。
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明治以降になると、鮮やかな呉須の色が目立ちました。
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こちらの江戸末期の作品など、高台周辺の色合いを見ると、完全に白磁になりきっていない、半陶半磁という感じがします・・・・。
これはこれで、嫌いではないです(笑。
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同じく江戸末期の作品。
砥部焼のもう一つの特徴は、この大きな高台。「くらわんか茶碗」とも呼ばれ、船内で使うのに安定感を持たせる為だとか。
船徳利の茶碗版、という感じですね。
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こちらも、江戸末期の作品。蝙蝠らしき付け絵です。
現在は、洞窟や防空壕などに入らないとなかなか蝙蝠を見ることは少ないですが、
当時は付け絵の題材になるほどパタパタ飛び回っていたのかもしれません。
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個人的には、江戸末期~幕末ぐらいの染付や青磁に、好みのものが多い感じでした。

砥部焼は、全般的に日常用の器として作られているそうで、
販売店で色々手に取ってみると、磁器としては分厚くて頑丈そうなものが多かったです。

そしてこちらが、砥部のお土産です(笑。
嫁女お気に入りの、砥草(とくさ)の蕎麦猪口と、唐草の四寸皿と六寸皿。
皿の縁が、ちょっと厚くなっているのが判るでしょうか。
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こちらが、私のお気に入り。
砥部焼らしい唐草と三つ葉の蕎麦猪口、そして淡い呉須と鉄釉の砥草と、呉須の市松模様に皮鯨のぐい呑みです。
ぐい呑みの方は、中田正隆さんという方の作品です。
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素朴な付け絵と、持った時の感触・手触りに、有田焼等とは一味違う魅力を感じました。
by syotikure | 2012-08-26 23:20 | 磁器 | Trackback | Comments(2)
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Commented by keikansan at 2012-08-28 00:42
唐草模様の白線、ユニークですね。
今秋に宮崎県立美術館のイベントで「みやざきアートプロジェクト・植物になった白線@みやざき」というのがあります。同じ作家の方の作品かもしれませんね。
都城市立美術館でも9月下旬に関連イベントがあるので、覗いてみられると面白いかもしれませんよ。
Commented by syotikure at 2012-08-28 20:10
keikansan さん

情報有難うございます。
唐草、これぞ砥部焼の定番、という感じで、長く使っていきたいと思っています。
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