愛媛の旅-2 ~ 原発とじゃこカツ ~


三崎港からR197を東進し、最初に立ち寄ったのが伊方町の観光物産センターきらら館。

こちらの立派な展望台に上がってみると、意外と間近に伊方原発の建造物が見えたのには、ちょっと驚きました。
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宮崎県内で、この伊方原発と鹿児島の川内原発から一番離れている地域はどの辺りになるか地図で確認したところ、
確か川南町辺りだったような記憶があり・・・・。
風向きもあるので一概には言えないところですが、(宮崎)県内には無えから関係ねえわ・・・・では済まない状況が起こり得ることを、
「現物」を間近に見て改めて感じさせられました。


e0071319_2164843.jpgこの「きらら館」の2Fには民俗資料館がありました。
展示物の中で、印象に残ったものを何点かご紹介・・・・。

この伊方町で、「ツヅレ」と呼ばれている織物です。

古着の布をひも状に細く裂いて織った、いわゆる「裂き織り」です。
解説によると、棉(わた、もめん)栽培の無かった地域では広く見られた古着の再利用、今でいうリサイクルの技術で、明治時代から取り入れられ昭和40年頃まで日常の衣服として使われていたが、産業や社会の変化で使用者・作り手共に激減し、伊方町では現在お一人のみが伝統技術を守っているようです。

打瀬船。
宇和海に面したこの伊方町では古くからイワシ漁が盛んで、明治30年代に広島から帆打瀬船が伝えられたそうです。
通常の手繰網が船を止めて網を引き揚げるのに対し、この打瀬船は船首と船尾から網を海底に垂らし、片面で網を曳く(横向きに帆走する)ので、
危険と隣り合わせの漁法だったようですが、風と波に強いので、大正初期にはこの打瀬船でアメリカ西海岸に渡航した人々もいたとか。
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瀬戸内海の周防大島出身である宮本常一氏の著作「山に生きる人びと」によると、愛媛県の海の民が船材を得る為に日向まで出かけ、
山林を買って山師仕事をしたり、船子や船頭の一族から分家定住した例も少なくなかったようです。
河野水軍との繋がりといい、愛媛名物「ひゅうがめし」(ヅケの鯛めし)といい、何や他人とは思えんな~と、
熱々でジューシー、滋味たっぷりのじゃこカツ(ホタルジャコや小魚を擂り潰し、パン粉を付け揚げたもの)を頬張りながら思ったのでした・・・・(笑。
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by syotikure | 2012-08-20 23:01 | | Trackback | Comments(0)
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