夏の旅―3 ~ 倉敷 大原美術館 ~ 


翌日、レンタカーで1000円高速に乗り、渋滞に引っかかりながらも何とか辿り着いたのは、岡山県の倉敷市。
以前から、一度は訪れてみたいと思っていた所です。

最初に向かった先は、倉敷紡績などを経営した大原孫三郎創設の大原美術館。
ギリシャ神殿風の本館入り口の両サイドに、ロダン作のブロンズ像が鎮座し・・・・。
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中庭の周囲に建つのは大原家の米蔵を利用した工芸館で、民陶作家の濱田庄司やバーナード・リーチ、富本憲吉、河井寛次郎や、
版画の棟方志功、染色工芸の芹沢銈介の作品が展示されていました。
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大原美術館については、クロード・モネ作「睡蓮」が所蔵されている所、ぐらいしか知識がなかったのですが、
実際訪れてみると、展示されている絵画や美術品の数々は、素人にも判るぐらいの相当なレベルで・・・・。
主に友人の画家・児島虎次郎に委託して収集していたようですが、昔の金持ちには凄い人がいたものです・・・・。

80年代後半~90年代にアブク銭握って舞い上がり、訳の解らぬまま玉石混交の品々をつかまされたり(笑、
オレが死んだら絵も一緒に焼け、と遺言して世界中から非難を浴びたりしたバブル成金なんかとは、ちょっとレベルが違うかと・・・・(笑。
「企業メセナ」なんていう言葉も、あれからさっぱり聞かなくなりました(笑。

昼過ぎに着いてそのまま1時間ほど鑑賞していたら、さすがに血糖値の低下と空腹で集中力が途切れ始め・・・・(笑。
この美術館、当日中は出入り自由ということで、これ幸いと倉敷川河畔のレストランへ・・・・(笑。


旅行・温泉





カツカレーを食べて鋭気を養い(笑、再び美術館に戻って本館脇から工芸館の方に入り込むと、
中庭の一角に作られた池に、モネの庭から株分けされたという睡蓮の花が咲いていました。
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普段だったら、あまり気に留めないはずの睡蓮の花が、一際綺麗に見え・・・・。
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e0071319_19552088.jpg日陰でスケッチしている人もいて、なかなかに美意識を喚起される雰囲気でした。



一通り回って印象に残ったのは、絵画では児島虎次郎「朝顔」「ベゴニアの畠」「仙酔島」、佐伯祐三「広告“ヴェルダン”」、安井 曾太郎「外房風景」、藤島武二「耕到天」、モネ「積みわら」、セザンヌ「風景」、工芸では芹沢銈介の紅型や手拭いなどでした。

時間的に、児島虎次郎記念館まで回れなかったのは残念でしたが、大原美術館だけでも充分「満腹」でした・・・・。
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by syotikure | 2010-08-06 20:25 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by Kaorin♪ at 2010-08-06 22:08 x
いよいよ夏の旅行ですね!とても楽しそうですね。お写真をたくさんUPしてくれてGOODです。移動は車なのかな?
Commented by syotikure at 2010-08-06 22:50
Kaorin♪さん、こんばんは。

大阪までは飛行機、岡山までの行き返りはレンタカーを使いました。

結構な強行軍で疲れましたが(笑、目の保養が出来て、収穫の多い2泊3日の旅となりました。
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