夏の旅―1 ~ 丹波立杭焼 ~


毎年恒例の沖縄行、今年は高校総体の影響もあってか、1ヶ月前で飛行機の予約(いっしょにマ〇ル割り)が取れなかったので、
代わりに先月末からの連休を使って、大阪と兵庫、そして岡山へ遊びに行って来ました。

e0071319_21114595.jpg伊丹空港の到着口を出てみると、せんと君がお出迎え・・・・。
今回の旅では、あっちこっちで見かけました。
どうもこの顔を見ると、TKOの木下氏を思い出してしまいます・・・・(笑。


伊丹空港を出て、モノレールと阪急線、JRを乗り継いで向かった先は、兵庫丹波と呼ばれる兵庫県篠山市の、「丹波伝統工芸公園 立杭陶の里」です。


e0071319_21122584.jpg最寄のJR相野駅に降り立って、さて荷物をコインロッカーに預けようかと見回すと、そんな感じの駅ではなく・・・・(笑。
腹も減ってきて、相方の機嫌も・・・・だったので(笑、駅前に何かあるやろと出てみるも、普通の民家が目に入るのみ・・・・(笑。

通りかかった地元の人に、「立杭陶の里」までの交通の便をうかがってみると、とても歩いていける距離じゃないので、後何十分かしたらバスが来るからそれに乗ればいい、というアドバイスを頂き・・・・。
とりあえず向こうに行けば食事も何とかなるだろう、とバス停に行って時刻表を見ると、1時間に1本も出てない風・・・・。
有田陶器市以来、どうも窯元巡りには脚力が要求されているような気もしましたが(笑、初日なので自重して、おとなしくバスを待つことに・・・・(笑。


e0071319_21131035.jpg4,50分後、バスに揺られて着いた先は、静かな山里でした。
周辺の山々も、こういう丸っこい頂がいくつも連なっていて、それだけでのどかな雰囲気を感じさせました・・・・。
山の麓から立ち昇っていた煙は、窯焚きの最中だったのかもしれません。

小山富士夫氏が六古窯の一つに数え上げただけあって、何となく景色にも歴史を感じ・・・・。


e0071319_2114895.jpg入り口料金所の方に、引きずってきた荷物をご好意で預かって頂き(笑、何はさておき夫婦揃ってレストランに飛び込んで、地元素材の釜飯にありつき・・・・(笑。

やっと腹も落ち着き、さあてと外に出てみると、蝉が飛んできて看板にとまり、ゆっくりと鳴き始め・・・・。
準備万端はやるところを、まあ、ゆっくり見てきなはれ、と見送られているようで・・・・(笑。








e0071319_21144478.jpgいろんな窯元の灯籠が展示してあり、多彩な色合いが印象的でした。

この丹波焼では、平安時代末期~鎌倉時代初期頃の窯跡が発見されているようです。

中世(室町~桃山)の頃は、ロクロを使わず紐にした土を巻上げて形作り、穴窯で焼成していたようで、敷地内の伝産会館に展示されていた「古丹波」の焼き締めは、薪の自然釉(ビードロ釉)がかかって、備前焼にも似た感じでした。


e0071319_2119255.jpg江戸期以降に登り窯が入り、また蹴りロクロ(日本では珍しい左回転だとか)の技術も伝わり、土質の違いもあってか備前焼とは違って飴釉、黒飴釉、粉引、赤土部釉、絵付、白丹波(白い化粧土をかけたもの)などの釉薬が使われ始めたようです。


e0071319_21162242.jpg「窯元横丁」という建物内では、丹波立杭焼の窯元57軒それぞれの作品が、ご覧のような感じで展示販売され、なかなか見応えがありました。

今回手に入れたのが、下の3点です。
左から、千代市陶房の黒飴釉湯呑み、丹誠窯の白丹波ぐい呑み、丹水窯の粉引フリーカップです。
あまり意識しないで気に入ったものを籠に入れていったのですが、結果的に丹波立杭焼のバリエーションが揃い・・・・。
e0071319_2117526.jpg

この「立杭陶の里」では陶芸教室が開かれていて、またバンガローなどの宿泊施設やテニスコートもあり、
次の機会があればゆっくり泊まってみるのもいいな、と思わせる落ち着いた山里でした。
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by syotikure | 2010-08-04 21:40 | 焼きもの | Trackback | Comments(2)
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Commented by 郷原 at 2010-08-06 20:09 x
せんと君のお出迎えですね・・・。
路線バスは、うちの近所のバス停とごっつの本数ですね・・・。(^_^;)
時間がゆっくり過ぎそうで・・・。
Commented by syotikure at 2010-08-06 22:48
郷原さん

うちの近所の駅(吉都線)も、多分こんな感じです(笑。
朝晩の通勤・通学客が多い時間帯は、1時間に2本ぐらい走っているのかもしれませんが・・・・。

伊丹空港から電車で1時間ぐらいの距離で、ほんとにのんびりとした所でした。
旅先では、ちょっとでもいろんなものを多く見たい、と時間効率を優先的に考えがちなんですが、
ここはゆっくり滞在すべき場所でした。
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