近くて遠い、江戸


e0071319_2084863.jpg何の写真や?とお思いでしょう(笑。
ご覧のとおりの、十手です(笑。

某ショッピングサイトに期間限定ポイントというのがあり、何に使おうか考えていたところ、たまたまこの十手が目に入り・・・・(笑。
赤・紫・白・黒の4色から房の色が選べて、今回黒をチョイスしてみました。(笑。
長さ約40cm、重さ約400gで、そこそこ重量感があり、肩を叩くのにも便利です(笑。

身近に治安悪化を感じたという訳でもないのですが(笑、よく考えてみるとウチには「用心棒」の類(バットや木刀など)が何もなく、とりあえずは何か置いといた方がいいかなと・・・・。
室内で使うとなると、鴨居や電灯があり、また大立ち回りが出来るような広さもないので、まあこれが実用的・・・・?かと(笑。

十手といえば岡っ引きのシンボル、銭型平次など「正義の味方」というイメージがありますが、
人口に対して同心(今の警官)の人数が全然足りず、「そっち方面」の者を「岡っ引き」(情報屋、下働き)として私的に雇うことが多かった為、
職務上知り得た情報で金を脅し取る輩が出てきたりして、評判はあまりよくなかった、と書いている作家もいます(笑。
最近、TVで捕物時代劇が少ないように感じるのも、何かその辺が視聴率的に関係してるのかも・・・・(笑。

捕物小説、実はあまり読んでないんですが、藤沢周平の彫師伊之助シリーズ(「消えた女」「漆黒の霧の中で」「ささやく河」)は好きですね。
あるヘビーな事情で岡っ引き稼業から足を洗い、木版画(浮世絵や書籍)の雇われ彫師として日々を送っている伊之助が、
昔の義理や人情、しがらみから事件に引っ張り込まれて、時には昼の本業をすっぽかして親方に怒鳴られ、
また十手を持たない徒手空拳の身で危ない目にも遭いながらも、ついには真相を明らかにするという、
ごく「日本的」な「ハードボイルド」小説です。

コナン・ドイルのシャーロック・ホームズに刺激を受けた新歌舞伎の劇作家・岡本綺堂が、大正5年(1916年)に書いた「半七捕物帳」、
これが捕物小説の嚆矢といわれています。
明治5年(1872年)東京・高輪に生まれ、その後、麹町で育ったという綺堂。
その頃は、まだまだ江戸の風景や風情が残っていたと想像されます。
実際にそれらを見、匂いを嗅いだ作家が書いた作品、いつか読んでみたいと思っています。

江戸期の実際の姿は、明治政府のプロパガンダなどで曲解されていることが多く(「士・農・工・商」の身分制度はなかったこと、
問題が多くて未だに法務局が厳重管理し閲覧不能になっている「壬申戸籍」(明治5年作成)では百姓(農民)身分が多過ぎること、
「鎖国」は貿易統制に過ぎなかったことなどなど)、実はまだ判っていないことが多いようです。
それ以前の古代史や中世史と比べ、圧倒的に文献資料が多過ぎて整理・研究が追いつかないところもあるようですが、
今後の近世史の研究にますます期待したいところです。

ま、それにしても、十手のグリップって、どうも手に馴染みませんね~(笑。
ものの本によると、指を切られる恐れがあるので、鈎(かぎ)から指2本分ぐらい空けて、柄を握るのがよいのだそうですが、
長脇差やダンビラ相手に大立ち回り・・・・はまずあり得ないシチュエーションで・・・・(笑。
相手の攻撃をかわして懐に飛び込み、重量の軽さをカバーする為に遠心力を利かせながら武器を持ってる利き手を打ち、
しびれさせといてから「お縄」にするんだそうで・・・・。
う~ん・・・・(笑。

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by syotikure | 2010-05-29 20:46 | 趣味(その他) | Trackback | Comments(0)
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