郷土 「トヨノカゼ」

今日TVを見ていたら、秩父の山村にお住まいだった、「ムツばあちゃん」という方の四季折々の生活ぶりを、数年間にわたってカメラに収めた「記録番組」があり・・・・。
ムツばあちゃんの笑顔と笑い声、村の佇まいに惹かれ、ついつい見入ってしまいました。

e0071319_026351.jpg150年前に先祖が山を切り拓いて、谷底から石を運び上げ築いた段々畑も、年寄って手が入れられなくなってきたので、ご主人とご一緒に「山に返す」ことに決められ、どうせ山に返すなら後々「みなさん」が楽しめるように、と種々の花咲く草木を植えられていました・・・・。

数年前に長年連れ添ったご主人が亡くなられた時は、すっかり肩を落とされていましたが、「一年経てば大丈夫、と言われたからねぇ」と、80歳を過ぎた小柄なお体で、再び急な斜面に木を植え続けられて・・・・。
八王子に住んでいた者にとってはとても懐かしい「訛り」で、
「それぞれ、違う色の花を咲かせて、ほんとにかわいいよぉう」
と、まるで子や孫のように草木への愛情を語られていました・・・・。

そのムツばあちゃんも、今年お亡くなりになり・・・・。
でも話はそこで終わらずに、真ん中に木を一本植えていた段々畑を、「自分が耕せるうちは・・・・」と同じ集落の方が引き継がれ・・・・。
ムツばあちゃんが植えられた木は、畑の横に移植され、すっかり背が伸びていました・・・・。

小泉政権以来、「限界集落」扱いされている土地の典型でしょうが、官僚や御用学者の分際が何を言おうが、ムツばあちゃんを始めとする集落の人々の郷土を愛する強い気持ちが伝わってきました・・・・。

こんな晩は、何かいい焼酎を・・・・ということで(笑、Youさんもお勧めの、大分の千歳村(現豊後大野市)の藤居醸造製「トヨノカゼ」を・・・・。
常圧麦ど真ん中、生で良し、ロックでも良し、美味いです・・・・。
「舞香」の味わいに通じる晩酌焼酎、いいですね~


今度の衆院選、政権交代が起きるのかどうか判りませんが、次の政権政党が民衆を失望させるようなことがあったなら、いよいよ政党政治は愛想を尽かされそうで・・・・。
ある学者が、そういう状況下では昭和恐慌前後のように政治家や財界人へのテロが起き、後はファシズムかアナーキズムが覆う危険がある、と書いていました。
そんなことは起こらないだろう、と思いつつも、「みんなで渡れば怖くない」(古いフレーズですが・・・・笑)「周りが、みんながそうしているから・・・・」「私も騙された側なんだから、私も悪くない」という国民性ゆえ・・・・・・。

いよいよ住みづらい世の中になったら、「逃散」して九州山地に落ちのびて(笑、ムツばあちゃんのように暮らすのもいいかな、と思った晩でした・・・・。
[PR]
by syotikure | 2009-08-21 00:49 | 焼酎・酒 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://syotikure.exblog.jp/tb/10917249
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< 客を選ぶ 客が選ぶ 球磨川の夏 >>