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北九州行―2 ~ ボストン美術館浮世絵名品展 北斎 ~


小倉で1泊し、朝から向かった先は、北九州市小倉北区にあるリバーウォーク北九州
ショッピングモールから映画館、結婚式場、NHK北九州放送局、朝日新聞、郵便局、北九州芸術劇場、北九州市立美術館分館、
大学まである大型複合商業施設です。
下の写真は、リバーウォークの5階から眺めた小倉の街並み・・・・。
このリバーウォーク周辺はスッキリとした街並みが続き、私が以前持っていた、かすかに硝煙の匂い漂う「北九州、小倉!」の
イメージとはかなり違いました(笑。
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今回リバーウォークを訪れた目的は、こちら「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」。
最終日とあって大賑わい、ちょっと喧しいぐらいでした(笑。
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有名な「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」、「同 凱風快晴」(通称「赤富士」)の構図の迫力、
この時代に使われ始めた「青」の見事さをはじめ、
「同 江戸日本橋」に見える江戸の町の繁栄ぶり、
「同 駿州江尻」の道行く旅人達の一瞬と泰然自若の富士との対比、
「同 遠江山中」に見えるこの時代の木挽きの卓越した技術、
琳派の手法を取り入れた「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」、
ポスターにも使われている風にたなびく「芥子」の見事さ、
「百物語 こはだ小平二」の表現力と造詣の深さ、
「柳に烏図」の描写力とリズム感等々、目移りするほど見所満載で、
色抜けや飛びを防ぐ為に落とし気味の照明のせいもあって、目が痛くなるほどでした(笑。
以前から、北斎の作品に登場する人物の躍動感は凄いな~と思ってましたが、
今回、花鳥版画の素晴らしさにも気付かされました。

また、法大教授・田中優子先生の著書で、「更紗」や「嶋」(縞)、「唐桟」等の柄が、
江戸時代に外国(主にインドやヨーロッパ)から輸入されて流行し、後に国産化され定着した歴史を知り、
登場人物が多くなるほど多種多様に、呆れるほど(笑 きめ細やかに刷られた着物の柄も楽しめました。

江戸の町人文化の「見事さ」「洒脱さ」「豊饒さ」「贅沢さ」に、どっぷりと浸かることの出来た3時間でした。

近代に入って、「野蛮人」や西洋式「権威」主義者達によって一時は見下されたものの、
価値の判る「外人」によって評価され、国内でも慌てて再評価された(笑 江戸期の町人文化って、
他にもまだまだあるのかもしれません。


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by syotikure | 2014-09-02 22:43 | | Trackback | Comments(0)

北九州行―1 ~ 陶房郷原さん訪問 ~


先日の休み、夫婦で福岡県の北九州市を訪れました。

都城より100km以上近くなってるから多少は楽な道行のはず、と思いながら、朝9時過ぎに家を出ようとしたところ、
嫁女の車の前輪タイヤから布地が「こんにちは」しているのを発見、慌てて延岡市内のタイヤ屋で4本とも新品に交換して何とか出発、
宇佐辺りで何が気に入らないのか「相槌に実が無い」とぐずり始めた相方を(笑、何とかかんとかなだめすかして高速を走り切り(笑、
やっと中津の某ラーメン屋で昼飯にありついたら、水が合わなかったのか小倉の手前で腹の調子が悪くなってコンビニを探し回り(笑、
やっと3時過ぎにたどり着いたのが、北九州市門司区喜多久にある、陶房郷原 さんです。
早いもので、一昨年の12月 におうかがいして以来でした。

e0071319_22271299.jpgいい感じの門が建造中でした。
バルコニーも作り始めたので、完成の予定は未定、ということでしたが(笑、両脇を土壁で仕上げられるそうで、次回訪れるのが楽しみです。

今回は、ワンちゃんとネコちゃんが新たに1匹ずつ加わった陣容?でお出迎え頂き・・・・(笑。
それにしても、おうかがいする度に動物が増えているような感もあり、郷原さんご一家の暖かい雰囲気や居心地の良さが、動物間のクチコミ?で広がっているのかもしれません。


今回手に入れたのが、下のフリーカップとマグカップです。
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e0071319_22265482.jpgこちらのフリーカップ、以前手に入れたもの とほぼ同型ですが、窯の中で降りかかった自然釉が高熱で一度溶け、全体的に光沢があります。

e0071319_22274873.jpgこちらのマグカップの赤みもいい感じで、最近「何でも鑑定団」の総集編(自分で本物だけ残して編集したもの)で同じ色合いを見た記憶があるんですが、いつの時代のものだったか忘れてしまいました・・・・(笑。



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by syotikure | 2014-09-01 23:27 | 備前焼 | Trackback | Comments(2)