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日奈久温泉界隈 ~街角の山頭火~

朝の日奈久温泉商店街の風景です。
この先の方では、露天でバアちゃんが旬の枇杷を売っていて、
うちの嫁女がお土産にしていました。
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木賃宿「おりや」の隣には、レンガ造りの建物が残っていて、
泊り客が多い時にはこちらも使用していたようです。
ご覧の通り、山頭火の句をしたためた板がぶらさがり・・・・。
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e0071319_214446.jpg建物の間にも・・・・。


日奈久の街には、
このような板があちらこちらにぶら下がっていまして、
名前は聞いたことがあるけれど、
今まであまり山頭火に興味がなかった私には、
絶好の入門編のようにも思えました。

印象に残った山頭火の句を、いくつかご紹介・・・・。


More 街角の山頭火・・・・
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by syotikure | 2009-05-23 21:44 | | Trackback | Comments(6)

嫁女発 ~山頭火の足跡 in 日奈久~

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日奈久温泉の最後の見学地は、1930年9月に種田山頭火が3日間滞在した宿として、全国で唯一現存する木賃宿「おりや」。
私たちが行った時、運よく管理されている方と遭遇し、中を見せていただくことができました。
中に入ると
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右側に、当時は帳場だったのか、来訪者が記帳する場所があり、お土産物も売られていました。(笑)
そして入って正面には、

e0071319_1121768.jpg2階へと続く、
時代を感じさせる階段がありました。

右の壁には、様々な資料や、
9月に行われる「山頭火祭」で作られた
様々な人々の俳句が展示されていました。


おっかなびっくり2階へ上がってみると・・・・。


e0071319_1131750.jpg短い廊下と8畳間が2つ。

ここは、旅芸人や行商人の安宿で
多いときは50人もが雑魚寝したとのこと。

それでも山頭火は
「海も良し山も良し」と感動し、
「一生動きたくない」と言ったとか。

現在、9月以外は鍵をかけていますが、
平成の初めまで1泊600円で
宿泊ができていたそうです。


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ここでは紹介しきれませんでしたが、
失われてしまった物がたくさん残っていて、
もう一度ゆっくり歩いてみたいと思わせる、
素敵な場所でした。



ここ日奈久温泉は、
路地裏ツーリズムおすすめコース
などもあり、古い物に興味がある方には
お勧めの場所です。
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by syotikure | 2009-05-23 00:58 | | Trackback | Comments(0)

嫁女発 ~日奈久のお宿と+・・・~

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翌日、開湯600年と言う歴史ある街並みを散歩しました。
ここは1910年(明治43年)創業の「金波楼」。
木造3階建てが当時の街の賑わいをうかがわせます。2階には80畳の大広間があるとか。
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こちらは、1889年(明治22年)創業の「旅館柳屋」。
外観はずいぶん手が入っているようですが、中は、各部屋ごとに異なる書院造りなど、
デザインを凝らした数寄屋風になっているそうです。

そして
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古い建物とともに、ここ日奈久は、竹製品とチクワが名産で、
その場で製造販売している、このようなお店が何軒もありました。
ならばと、チクワと揚げたてのちぎり天を購入。(笑)
手書きの黄色いビラに「ぜったいうまい!」とありましたが、ホントに美味しかったです~♪
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by syotikure | 2009-05-21 22:46 | | Trackback | Comments(2)

嫁女発 ~プレゼント~

e0071319_22223100.jpg先週末、
行く先も聞かされずに連れてこられたのは、
ここ熊本県は八代市の南西部に位置する
日奈久(ひなぐ)温泉♨

実は、私の誕生日プレゼントに
温泉旅行を計画してくれたようです。


夕食は食べきれないほど品数が多く
(大食漢夫婦は完食しましたが・・・)
かつ、アニバーサリープランということで
シャンパンと径20cm程のケーキがついてきて
味にも量にも大満足でした。

また、ホテルの方々の対応もよく
気持ちのいい、そして嬉しい誕生日となりました。

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ショチクレがここを選んだ理由の一つが、部屋付きの天然かけ流し温泉。
向こう側の窓を開け放てば、冷たい風が入ってきて、半露天風呂として楽しめます。
生まれて初めての、温泉旅行のプレゼント、どうもありがとう。
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by syotikure | 2009-05-20 23:02 | | Trackback | Comments(0)

嫁女発 ~焼き物の町~

今回の旅は、ホントにたくさんの焼き物を見ることができました。
どの祭りも、近ければ毎年行きたくなるほど楽しいものでした。

様々な凝った作りの焼き物を見るのは、目の保養・心の栄養ですが、
一家の台所を預かる者としては、やはり扱い易さは大事な購入ポイントです。
こちらでは、普段使いの皿や茶碗などが、とても安く売られていて羨ましかったです。
しかし、いかんせん旅人ゆえに、どこでも買えそうな物は、安くても見ないでスルー・・・。(笑)

そんな中、印象深かったのは、常滑焼セラモールで目にした急須。
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一見、普通に見えますが、茶こしの網まで焼き物です。
うっかり者の私は網を割ってしまいそうなので、スルー。(笑)

今回私が一番気に入ったのは、やはりセラモールで見つけた「陶房 杉」さんの「色南天」という作品。
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気に入り過ぎて、現在は使うあてもないのに、セットで購入してしまいました。

「普段使いできるけど、身近では目にできないデザイン」という物(しかも安い)がたくさんあって、
流石、日本六古窯。焼き物の町の文化を垣間見ることのできた、良い旅でした♪
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by syotikure | 2009-05-12 23:55 | 焼きもの | Trackback | Comments(1)

焼きもの巡りの旅―6 ~信楽焼と常滑焼~

信楽と常滑で手に入れた、ぐい呑みたちです。
信楽では、旅の道連れにもう一人たぬきを増やして・・・・みたいなことはせず(笑、好みの焼きものを見つけてきました・・・・。

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左は、信楽駅前陶器市で見つけたもの。
信楽の山中の窯で作陶されているという藤本さんという方の作品で、嫁女がえらく気に入りました・・・・。
信楽焼らしく長石が所々に見え、淡い自然釉と陶地の赤味のコントラストが自然です。

真ん中は、駅前陶器市から駐車場に歩いて帰る途中、
たまたま通りかかった土の子窯というところで見つけたもの。
実家へのお土産に手頃な湯呑みを見かけ、立ち寄ったところ、
この窯元の奥さんから、おいしいお茶をご馳走になりました・・・・。
陶地の長石は少なめで、一部紫がかった白い釉薬が特徴的です。

右は、常滑市のセラモール内のお店で見つけたもの。
常滑焼というと朱泥の急須が有名ですが、実際に訪れてみるとザックリした焼き締めものも多く、
イギリス人やイタリア人の陶工の作品などバリエーションもあり、なかなか面白かったです。
今回は、このぐい呑みの釉薬の色とかかり具合が気に入りました・・・・。


今回の旅はかなりの強行軍でしたが(笑、
こうやって写真や焼き物を見なおしてみると、
陶器の魅力を更に強く感じるようになったと思います・・・・。
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by syotikure | 2009-05-11 20:21 | 焼きもの | Trackback | Comments(0)

焼きもの巡りの旅―5 ~常滑「焼き物散歩道」~


伊賀市内で一泊し、明くる朝高速に乗って向かったのは、愛知県の常滑(とこなめ)市。

中部国際空港に近いこともあり、常滑焼卸団地・セラモールという所に寄って、昼過ぎまで各店を見て回り・・・・。
ある店で、ふと常滑市の観光案内地図を見たところ、市内に「焼き物散歩道」という所があることを知り・・・・。
帰りの飛行機の時間が迫る中、この旅の最後に立ち寄ってみました。

下は、「焼き物散歩道」の名所・土管坂。
小雨そぼ降る生憎の天気でしたが、濡れたせいで素材の質感が一層強く感じられ・・・・。
路面にも陶片が埋め込まれ、模様を描き出していました。
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e0071319_3594983.jpgこちらの土管は、またちょっと色合いが違います。

狭い路地の至る所に、このような焼き物の溶け込んだ風景があり・・・・。


e0071319_43593.jpg観光用に整備した部分も当然あるでしょうが、ここに住み暮らす人々が昔から焼き物を利用していた雰囲気は、しっかりと伝わってきました・・・・。

黒板壁と土管、そして色とりどりの花々が、この路地界隈の落ち着いた日常を感じさせ・・・・。


More 路地は続く・・・・(クリック!)
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by syotikure | 2009-05-10 22:29 | 焼きもの | Trackback | Comments(2)

焼きもの巡りの旅―4 ~信楽駅前陶器市~

二日目最後に向かったのは、お隣・滋賀県の信楽(しがらき)。

「折角伊賀まで来たんだから・・・・隣なんだから・・・・」という、貪欲とも惰性ともつかない心境で車を走らせ・・・・(笑。
通り沿いの立て看で、信楽駅前で陶器市をやっていることを知り・・・・。

e0071319_0265586.jpg出迎えてくれたのは、信楽焼のたぬき達・・・・。

これまでに訪れた陶器市の中では一番こじんまりとした感じでしたが、さすがに四軒目のハシゴとなると、これぐらいの規模が丁度見て回りやすいように感じ・・・・。


e0071319_104924.jpg近付いてよく見ると、意外に愛嬌のある顔をしていました・・・・(笑。


e0071319_0273578.jpg駅前に立つ、巨大たぬき。
隣の電話や人間と比較すると、その巨大さが判ります・・・・。

宮崎駿氏のアニメ「トトロ」のモデルは、もしかしたらこれじゃないかとも思わされ・・・・(笑。


More たぬきの群れ・・・・
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by syotikure | 2009-05-09 20:54 | 焼きもの | Trackback | Comments(0)

焼きもの巡りの旅―3 ~新緑伊賀焼陶器市~

荒川豊蔵資料館を昼前に出て、次に向かった先は、三重県の伊賀市。

HPで、表題の「新緑伊賀焼陶器市」がこの日の四時までということを知り、
途中の渋滞を心配しながらも、「折角岐阜まで来たのだから・・・・」と高速に乗ったのでした(笑。
新名阪で行ったところ、幸い大した渋滞も無く(反対車線はひどかったようですが)、
一時半ぐらいに伊賀市に到着・・・・。

道筋にあったお店で、お昼に「鶏ラーメン」を食べたら、
今までに経験の無い醤油味で、なかなかの美味でした・・・・。
周りの人達は、みんな焼肉を食べていましたが・・・・(笑。


下は、伊賀焼陶器市のひとコマ・・・・。
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e0071319_10552218.jpgちょっと驚いたのは、メインの県道側から眺めると、田んぼ沿いの山際に細長く続く小集落、としか思えなかった所に、こんな古そうな木造家屋が立ち並んでいたことで・・・・。
また、こんなにも多くの人出があったこと・・・・。

e0071319_2321565.jpg集落の中の細い通りから山側に入り込んだ路地の奥には、こんな立派な登り窯があり・・・・。
嫁女が発見しました(笑。

後でよく見てみると、登り窯があることを示す看板が、通り沿いにあるにはあったのですが(上の写真の古い洋風木造建築の手前)、ちょっと気付かない感じで・・・・(笑。

あまり人には知られたくない、といった風にも見受けられ・・・・(笑。
あるいは、古い洋風建築の景観に配慮した、遠慮気味の看板のサイズかと・・・・。


More 伊賀焼の数々・・・・
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by syotikure | 2009-05-08 21:24 | 焼きもの | Trackback | Comments(0)

焼きもの巡りの旅―2 ~荒川豊蔵資料館~


翌二日目、朝からレンタカーを借りてナビを頼りに向かった先は
土岐美濃焼伝統産業会館で催されていた、「春の美濃焼伝統工芸品まつり」です。
館内での撮影は禁止でしたので一切写真はありませんが(笑、
美濃の有望な若手作家達の作品がセットで一万円で売られているなど、
なかなかに魅力的な催しでした・・・・。

夫婦の好みが珍しく合致した志野皿セットを、買うか買うまいか二人で迷い、
とりあえずは他も見てみようと館内を一巡りして戻ってみると、
既に売れて無くなっており・・・・(笑。
焼きものはやっぱり、一期一会、でした・・・・。


伝統産業会館を出て次に向かったのは、
私的には今回の旅のメインと言っても過言ではない、
可児市久々利大萱にある、この荒川豊蔵資料館です。
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e0071319_355959.jpg荒川氏が、ここ(牟田洞古窯跡)で志野筍絵茶碗(たけのこの絵が入った志野茶碗)の破片を発見したことで、それまで瀬戸で焼かれたといわれていた桃山期の志野や黄瀬戸が、実はこの美濃・大萱の地で焼かれたという史実が初めて判明したことはあまりにも有名ですが、実際にその地を訪れてみると、ある種の感動を覚えました・・・・。

きちんと整備された階段にも、自然との調和を感じ・・・・。


e0071319_20375514.jpg周囲の風景を観ながら階段を登っていくと、新緑の中に融け込んだ、蔵作りの資料館が見えてきました・・・・。


More サプライズ!
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by syotikure | 2009-05-07 22:22 | 焼きもの | Trackback | Comments(0)