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緑と赤 ~上野(あがの)焼~

先日の連休、福岡県田川郡福智町の上野焼を、夫婦で見に行ってきました。
インターネットで焼きものを検索していたら、上野焼の緑色の釉薬の鮮やかさ、鉄釉・わら釉・焼き締めなどのバリエーションの豊富さに目を惹かれ・・・・。
一度生で見なくては、と一路高速を走り・・・・。

上野焼陶芸館各窯元の作品を見学し、夫婦で好みを絞り込み・・・・(笑。

それから五つ程の窯元をブラブラ巡り、気に入ってお土産にしたのが、下の焼きもの達・・・・。

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左から、柴の門窯、庚申窯、高田窯のぐい呑みです。

柴の門窯のぐい呑みは、他の窯に無い紺色の化粧土に、銅釉ののコントラストが気に入り・・・・。
器の中にも、の縞が入っているのが鮮やかです・・・・。
聞いた話では、銅の釉薬をかけ、酸化炎(酸素を多く取り込ませる焼き方)で焼くと緑青釉に、還元炎(炭素を多くし酸素を欠乏させた焼き方)で焼くと赤釉になるのだとか・・・・。

庚申窯は、焼き締めの陶地に鉄の赤釉が散っている色合いが気に入り・・・・。

高田窯は、昔から使われているという鉄釉の色合い、指にぴったりと収まる器の形が気に入り・・・・。
陽にかざすと、細かな金色が黒釉の中に光り、溶け出した茶色(素地)と相まってなかなかです・・・・。


e0071319_18303521.jpg左は、うちの嫁女のお気に入り、守窯の皿と、柴の門窯のご飯茶碗。
ご飯茶碗の方は、もう少し薄い青のものを、自分用にしていました。


e0071319_18305844.jpgご飯茶碗の底にも、の花が・・・・。


インターネットで見た時には、緑釉の鮮やかさに目を惹かれたのですが、実際に現地を訪れ現物を見て、上野焼の歴史を知ってみると、各窯元ごとの緑の色の出し方、そして昔ながらの鉄柚の奥の深さに、心を動かされる結果となりました・・・・。
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by syotikure | 2008-09-29 21:09 | 焼きもの | Trackback | Comments(0)

台風の色

台風が近付きつつあった昨日の夕方、
紫がかったセピア色」とでも表現すればいいのか、
周囲一帯、あの台風の日特有の、夕方の色合いとなり・・・・。

西の空はというと、真っ黄色から真っ赤に変わる途中・・・・。
雲がかかっていますが、右奥に鎮座しているのが、高千穂峰・霧島です。

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上の風景も綺麗でしたが、周辺一帯の色合いも、アップしたかったところで・・・・。
デジカメで撮ってはみたものの、微妙な色合いが今一つという感じでした・・・・。

雲の厚みが適当で、日光をいい感じで透過させないと、
あの色合いにはならないような・・・・。
ですから、台風の日の夕方だから必ずその色合いになる、訳ではなく・・・・。

個人的に、「台風の日の夕方の色」、と思っています。
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by syotikure | 2008-09-19 22:01 | 自然 | Trackback | Comments(6)

Slow&Fast  「スローライフ」&正調粕取「三隅」

今週は、一連の「事故米」流通事件の身近なところへの「侵食」、更に、北京五輪前に「メタミドホス」という単語を広く世に知らしめたお隣・中国で、「メラミンミルク」を飲んだ幼児が死亡する事件など、「食」の安全を根本から覆す報道が続いています・・・・。
農水省の役人を擁護する訳ではありませんが、「会社の信用を考えれば、否、人間として、こんなことは出来ないだろう」ということを、実際にやってしまう「拝金主義」の輩達が続々と・・・・。

昨夜、再度読み直したのが、筑紫哲也著「スローライフ」です。

「まえがき」で、「80歳を一応の寿命とすると、約70万時間の生があり、8時間労働を20~60歳まで40年間続けて6万4千時間、生きている時間の1割にも達しない『10分の1弱』(経済=労働)を『ファスト(Fast)』で行くのはよいとしても、残りの『10分の9強』も『ファスト』を続けるのですか」と著者は問いかけてきます。

21世紀に入り、「グローバリズム」という言葉が声高に叫ばれ、アメリカ発の「ファーストフード」が世界中を席巻している状況下、それとは別の思想・運動として、イタリアの「スローフード」や、大分の「地産地消」などが始まっていると紹介されています。
この本を読んで気付いたのですが、巷間云われる「ファーストフード」、ほんとは「ファスト(Fast=速い)フード」だったんですね。
ファースト(First=最初の、第一の)ん?、(一流の、首位の、最高の・・・・)ん~??、おかしいと思ってました・・・・(笑。

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本書に紹介されている、イタリアのスローフード協会長であるカルロ・ペトリーニ氏が語った、
「スローフード」と呼ぶのに必要な4つの要件(定義)とは
1.その土地の産物であること
2.素材の質の良さが保たれていること
3.その土地の風習に合った生産法で作られていること
4.その土地に活気を与え、郷土の社会性を高める食品であること

「グローバル化」「ファーストフード化」されたものと比較した場合、食材の「正体の判明度」は一目瞭然です。

人類全員が日本人の生活様式をするとしたら、地球があと一つ半、
アメリカ人の生活様式だったら、地球があと二つ必要。

中国人が1日に一切れの肉を食べるようになったら、世界はたちまち食糧危機に陥る
という例え話も切実です。
本書は食の問題だけでなく、「9.11」以降の「一神教世界」での「一元論的呪縛」(どちらが正義か悪か)の問題、
ロハス(LOHAS=Life-style of Health and Sustainability=健康で持続可能な生き方)、
森林保全、木の良さの再発見など、生活(ライフ)全般にわたる内容です。

著者は、「スローライフ」に見合う言葉として、「緩急自在」を挙げています。
緩急に自(おの)れが在(あ)る、ゆったりしようが急ごうが、決めるのは自分。
忙しいからたまにはファーストフードで済ませるもよし、ただし、
「スーパーサイズのコーラとフライドポテト、ビッグマックの合計カロリーを消費するには、七時間歩き続けなければならない」
ことは知ってた方がいいよ、と・・・・(笑。


ちょっと長くなりましたが、さて今宵は、筑紫氏の故郷である大分県の日田繋がりで、正調粕取焼酎「三隅(みくま)」を・・・・。
原料の籾殻(セイロで酒粕を蒸す時、通気用に練り込まれるといいます)由来の風味が独特、と聞いていますが、さて・・・・。

一口飲んでみると、素朴な籾殻の風味とすっきりした甘み・・・・。
生まれて初めて「正調粕取り」焼酎というものを飲みましたが、この素朴な風味はいいですね・・・・。
何やら、小学生の頃、鯉釣りに行った時のことが思い出されるのが、不思議といえば不思議・・・・(笑。
下戸の嫁女は、一口飲んだきり、よく理解できない風でした・・・・(笑。
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by syotikure | 2008-09-18 20:56 | 焼酎・酒 | Trackback | Comments(2)

お蔭様で、3周年

早いもので、拙ブログを立ち上げて丸3年が経ちました。

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改めて、この3年間を振り返ってみますと、
ほんとに「季と機と気のまま」アップしてきたようで・・・・(笑。

よく「3年、5年、7年、10年」が、物事を続けていく上での一里塚、目標といいますが、
3年続けて何がどうなったのか、今一つ自覚のないところで・・・・(笑。

なんとかかんとかここまで続けることが出来たのも、
温かく、忍耐強く見守ってくださった、皆さんのお陰です。
夫婦共々、感謝の念に絶えません。

コロスケも、ブログ開始時に較べるとすっかり成長し、
我が家の一員として、また困った時のブログネタとして、
不動の地位を築くまでになり・・・・(笑。

コロスケ共々、お礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました。
これからも、拙ブログをよろしくお願い申し上げます。
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by syotikure | 2008-09-12 23:01 | | Trackback | Comments(12)

嫁女発 ~今日はお休み~

今日は久しぶりにのんびり過ごせそうなので、夕べは、少し多めに散歩してみました。
すると・・・
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今日のコロ助は、午前中でもこの状態。(笑)
「疲れた犬はいい犬」という言葉を、どこかの本で目にし、
「散歩が物足りないだろうなぁ」と、いつも思っているので、
こんなコロ助を見ると、ホッとしてしまいます。
たっぷり散歩させてあげられる日が、もっとあればいいのに・・・。
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by syotikure | 2008-09-06 11:52 | One Day | Trackback | Comments(2)