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往年の化粧瓶-3 ~豊後編~

続きましては、豊後編です。

昔からの麦焼酎の広がり・深化の表れか、ご主人の好みか、
種類・数とも一番多かったような印象があります。
その中から何点かを・・・・。


往年の化粧瓶-3 ~豊後編~_e0071319_15419.jpg大分のとんち者・吉四六さん陶器瓶入り「どっとん」。

よく見ると、肘をかけて身体を預けているのは、藁葺き屋根の家です。
吉四六さん巨大化バージョン・・・・?(笑。

往年の化粧瓶-3 ~豊後編~_e0071319_162263.jpgもう一種類ありました。
こちらは「木の側に腰掛けて一休み」風の吉四六さんバージョン。

往年の化粧瓶-3 ~豊後編~_e0071319_17472.jpg赤嶺酒造製の、素朴な心和む陶器瓶・・・・。






往年の化粧瓶-3 ~豊後編~_e0071319_1124961.jpgご存知、「いいちこ」。

今まで「いいちこ」の化粧瓶といえば、
フラスコボトルしか見たことが無く・・・・。
この化粧瓶の形、ラベルデザインは
見る者に素朴な印象を与えてくれるように思え、
なかなかのものです。

ラベルに小さく「大分方言・・・・・一番いいですよ」と書かれてあり、
「ブーム」前に発売されていたような印象も受けます。

往年の化粧瓶-3 ~豊後編~_e0071319_1131363.jpg更に味わい深い趣きの、「いいちこ」。

胴部には、小鹿田焼(おんたやき)の「飛びカンナ」のような模様が・・・・。
よく見ると、上の化粧瓶のラベルの下にも見え隠れしています。

往時は、大分の特色を出そうとしていたのかもしれません・・・・。
by syotikure | 2008-10-04 00:21 | 焼きもの | Comments(2)
Commented by setubon at 2008-10-04 17:40
瀬戸や多治見・土岐では見た事ないですね〜知らないだけかな…
多治見市に「市之倉さかづき美術館」はありますけどね。

それにしてもユーモアもあって面白いですね(笑)
Commented by syotikure at 2008-10-04 20:04
>setubonさん、こんばんは。

窯元のご主人のコレクションですが、
これだけまとまったものを見たのは初めてです。

時代・地域の特色があって、なかなか面白いですね。
中味も、非常に気になりました・・・・(笑。
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