続きましては、豊後編です。
昔からの麦焼酎の広がり・深化の表れか、ご主人の好みか、
種類・数とも一番多かったような印象があります。
その中から何点かを・・・・。
大分のとんち者・吉四六さん陶器瓶入り「
どっとん」。
よく見ると、肘をかけて身体を預けているのは、藁葺き屋根の家です。
吉四六さん巨大化バージョン・・・・?(笑。
もう一種類ありました。
こちらは「木の側に腰掛けて一休み」風の吉四六さんバージョン。
赤嶺酒造製の、素朴な心和む陶器瓶・・・・。
ご存知、「
いいちこ」。
今まで「
いいちこ」の化粧瓶といえば、
フラスコボトルしか見たことが無く・・・・。
この化粧瓶の形、ラベルデザインは
見る者に素朴な印象を与えてくれるように思え、
なかなかのものです。
ラベルに小さく「大分方言・・・・・一番いいですよ」と書かれてあり、
「ブーム」前に発売されていたような印象も受けます。
更に味わい深い趣きの、「
いいちこ」。
胴部には、小鹿田焼(おんたやき)の「飛びカンナ」のような模様が・・・・。
よく見ると、上の化粧瓶のラベルの下にも見え隠れしています。
往時は、大分の特色を出そうとしていたのかもしれません・・・・。