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「暁 20度・35度」 宮崎の米-7

「暁 20度・35度」 宮崎の米-7_e0071319_22143326.jpg鹿川(ししがわ)渓谷に行った際、ついでやと思い高千穂まで上ってブラブラし、お土産に買ってきたのが、この「暁(あかつき)」です。

以前一度試飲したことはあったのですが、その時はちょっと香りの刺激が強く感じ、自分には合わないかな~と思い、それっきりでした。
その後、酒の味というのは、飲んだ時の体調や精神状態、気候、雰囲気などに結構左右されるものではないかと段々思い始め、いつかはしっかりと飲んでみなくては、と思っていたのでした。

幾多の風雪を耐えてきたかのような、風格あるラベルに好感が持てます。
ワンカップと共通しているのは、原材料表示で「醸造用糖類」「砂糖添加」の文字が消されていること。以前は砂糖を使用していたのでしょうが、今は使っていないということです。
ワンカップの製造年月日表示(下段写真)が、いかにも手作りであることを伝えてきます。


「暁 20度・35度」 宮崎の米-7_e0071319_2233418.jpg早速20度ワンカップから・・・・。沖縄で買ってきたショットぐい呑みに注ぎ、まずは生で。
常圧米焼酎ど真ん中!という香りがいいですね~。
飲んでみると、20度ですのでスルスルと喉を過ぎていきますが、甘みとコクがしっかり残ります。いやぁ、美味い・・・・。以前もこんなだったかな・・・・(笑。あんまりあてにならない、舌と鼻で・・・・(笑。ロックにすると、更に強くコクを感じます。

次は、いよいよ35度を。
香りは、20度に比べ濃厚になった、というだけでなく、また別の風味が加わった、という感じで・・・・。
生で飲んでみるに、常圧特有の濃厚な風味と硬質なミネラル感、そして度数由来なのか20度には無いドライさが、舌から喉に広がっていきます。
20度とはちょっと別種の焼酎ですね。不思議な感じがします。
ロックにするとドライさが更に増し、後口に「複雑な贅沢さ」とでも言えばいいのか、凝縮された風味が漂います・・・・。「濃厚ガツン系」とでも言えばいいでしょうか・・・・。
寝かせてまろやかさが出てきた時に、どういう味になるか、非常に楽しみです。


製造元のアカツキ酒造合資会社は、ご家族でこの焼酎を作られているようです。
この唯一無二とも言うべき「暁」を、いつまでも造り続けて欲しいものです。
by syotikure | 2006-09-30 23:13 | 焼酎・酒 | Comments(4)
Commented by You at 2006-10-03 12:34 x
 20度はまさにジュースの如くスイスイと飲めます。そして、35度は又別次元の旨さです。
 去年行ったときに、しこたま20度のペットボトル買って来ました。もっと、大きい奴ですけどねぇ。^^

 私的には、「極楽」と二分する米焼酎です。いわゆる、晩酌的という奴です。ほんと、いつまでも造り続けて欲しいものです。

以上
Commented by syotikure at 2006-10-03 23:04
>Youさん

あまり強くない私は、さすがにジュースのようには飲めませんが、
20度の方はコク・甘みありで飲みやすいですね~。
まるで35度とは、別種のようです。
割り水も、いいんでしょうね~。

私が以前試飲したのは、多分35度のほうだったのかも・・・・。
20度を飲んだ後では、共通する部分と違う部分が明確に判り
新たな魅力を発見できました。


Commented by otanuki(店主) at 2006-10-12 23:56 x
35度は、扱いながらも未飲でコメント出来ません。
私も、米焼酎は極楽と暁で決まりです。
ニッチ市場でしたっけ?下手な芋よりよく出ます。
(鹿児島の問屋も手を出してきました)
Commented by ショチクレ at 2006-10-13 00:46 x
>otanuki(店主)さん
20度の飲みやすさは、想定外でした(笑。
35度は、本文のような感想を持ちましたが、
他の常圧米焼酎を飲み進むうちに
更に輝きを増してくるような気がしています。

>私も、米焼酎は極楽と暁で決まりです。
私も常圧極楽35度は大好きです。

先日人吉市に行ったら、常圧米焼酎の種類が
更に増えたような感じを受けました。
(常圧豊永蔵、黒い月、白い月などなど・・・・)
球磨焼酎は、当面目が離せません。
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