先日またもや能登に出張に行き、お土産代わりに下の2本を購入。
能登では、干しクチコ(ナマコの卵巣を束ねて干したモノ)の炙ったヤツや、ホタルイカの塩辛、炙りシャコ、糠漬け鰯という、都城ではまず目にしない海の珍味を肴に、この「宗玄」や地酒「千枚田」、「日栄」を堪能してきました。
どうも、日本酒の甘口・辛口の好みというのは、その地域の料理の味付けの影響が強いような気がします。
この石川・能登の味付けは、ちょっと濃い目に感じました。
「宗玄」も濃厚甘口。地酒の「千枚田」はあっさり甘口。
店の人が言うには
「これでも金沢辺りと比べると、漁師町だけに素材の味を生かして薄味の部類」
なんだとか。
シメに食べた「フグの卵巣茶漬け」は、3年間漬け込んで解毒した卵巣の濃厚な風味が強烈で、あっさりしめたいこちらの思惑をいい意味で大きく裏切り(笑、能登の食文化の底力を思い知らされた感じでした。
ホテルに帰るなり、良い心持でベッドに倒れ込み、そのまま3時間ほど眠り込み(笑。
冷やの日本酒は、後でキケてくると実感した次第。
次回は富山で、「立山」に合う料理に出会いたいなと、想像を膨らませながら一杯。