連休の旅-3 ~ 有田・道雪窯訪問 ~


唐津の隆太窯を出た後は、そのまま南下して一路伊万里へ・・・・。
有田は陶器市で行ったことがあるんですが、伊万里は訪れたことが無く、一度伊万里湾を見ておきたかったのでした。

こちらは、伊万里湾に浮かぶ越木島。
いわゆる「伊万里焼」出荷の最盛期、どの辺りに船を着けていたのかは判りませんでしたが、
この島と遠くの山並みの景色は、当時とさほど変わってないような気もしました。
前日観た、伊藤若冲の水墨画の影響、かもしれません(笑。
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e0071319_21284698.jpg伊万里を後にして向かった先は、有田の道雪窯。

有田陶器市で、こちらの 蛸唐草の蕎麦猪口 を手に入れて以来、一度は訪れてみたいと思っていたのでした。

近々百貨店で展示会があるということで、それに向けたご準備でお忙しいところをお邪魔した感じでしたが、快く招き入れて下さりお話もお伺いすることが出来ました。

展示場とかじゃなくて、ただの在庫置場ですよ、とご主人が笑いながら仰られ・・・・。

手前と奥の丼では高台の高さが違い、「奥の丼で、年越し蕎麦を食べると美味いですよ~」とご主人が仰られていましたが、
ほんと、こんな丼で蕎麦が食べられる身分になりたいものだ、と・・・・(笑。
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こちらの大皿に至っては、ただただ見惚れるばかり・・・・。
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蛸唐草の魅力は、磁器の白と呉須の鮮やかな紺のコントラスト、綺麗な線のカーブ、余白がどう気持ち良く埋めてあるか、のような気がします。

普通の唐草の場合、呉須の線の勢いと、余白とのバランスの妙、が見所のような感じがしますが、
ここまで余白が埋められているのに、見ていて息苦しさや重さ、暑苦しさを感じないのは、
呉須(の紺色)のなせる技なのか、何百年も人々の感性・美意識の「篩い」にかけられ生き残った伝統的意匠・様式の力なのか・・・・。
決まった形・様式ですが、私的には躍動感もあると思いますし、一方で作家さんの「力み」とか、どや顔的なもの?(笑 を感じさせないというか・・・・。

ま、様式・形だからいいのであって、リアル過ぎると、多分食器としては・・・・(笑。
リアルなペイズリー柄とか、ミトコンドリア柄?で埋め尽くされた皿など、あんまり見たことないですもんね(笑。


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by syotikure | 2013-01-17 22:39 | 磁器 | Trackback | Comments(0)
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